
古く感じた - 3rd、2nd、1stの順で聞いてしまったせいか、新しさは感じられなかった。正確に言えば、当時は新しかったのだと思う。2nd、3rdはパンチラインだらけでとてもよかったが、1stは物足りなさを感じた。フックだけでもたせている感がしてならない。それだけ、現在は上達したともいえる。ただ、その中でも「カメラ」だけは彼独特の客観視点で素晴らしいと思った。荒削りで少しまとまりはないものの、後期の活躍を感じさせる期待感がある。ちなみにRAPの仕方か声のせいなのか自分は女なのに般若の下ネタは嫌らしい感じがあまりしないと思う。
意外とさっぱり - 今では各所で活躍中、マル妄一番鬼こと般若の1stアルバム。ジャケットに象徴されるように、攻撃的なスタイルで繰り広げられる彼の歯切れの良いラップは痛快そのもの。 当然、アルバムを通してそのスタイルを貫くかと思いきや――意外にもアルバムそのものは曲、構成共にスマートに出来上がっている。 というのは良い意味で「般若今日」から「神輿」まで驚くほどスムーズに聴けるのだ。トラックとラップの相性もよく、どちらか片方が前に出すぎたり、ということがなかったからだろうか。とにかく絶妙なさじ加減で般若節(何でも「節」を付ければいいってもんじゃないが)が展開していく。 これが般若クオリティ。とでも言いたくなるほどに曲ごとの完成度も素晴らしく、捨て曲一切なし。そんな中でも「般若今日」「タイムトライアル」「羅生門」辺りは会心の出来。「タイムトライアル」なんかは最高のトラックも味方して、一度聴いただけで「名曲だ!」と思わせてくれる。彼のストーリーテラーとしての側面も見れる「ちょっとまって」もまずまずの出来。 般若という稀代の天才MCを余すことなく堪能することができる名盤なのに、CCCDであることが本当に残念。それと欲を言えばもう少しボリュームが欲しかったが値段が値段だし、捨て曲だらけのやっつけアルバムに3000円払うよりもよっぽど賢明。シングル「極東エリア」と合わせて推薦!
凡人ラッパー - 全曲通してサビばかり強調する平凡なアルバム。極東エリア以来のソロだったので期待して買ったが2日で飽きた。般若にしてはずいぶんと平凡な曲である。ただ音楽に合わせてフロウする般若にガッカリ。 般若の個性が詩だけになっている。あの変幻自在なフロウはどこへ?このアルバムと根こそぎ、内部告発では般若の本当のよさはわからないと思う。いまでは手に入りにくいがソロの極東エリアと妄走族の君臨を聞いて般若の本当のよさと凄さをしってもらいたい。
人生変わるかも… - オレはこのアルバムを聴いて性格が変わった!!決してB-BOYデビューとか悪い意味でなく、良い意味で変わったんです。前までは自分の思ったコトを他人に伝えず常に誰かの背中を見ていたのですが、般若に出会ってからは自分の意見をはっきり言えるようになりました。物事に積極的に挑戦したり、上司ににどんどん質問したり、中途半端が嫌いになったり…刺激が欲しいヒト、今の自分をなんとなく変えてみたいヒト、必聴!!!
やばいよ小沢さん - これがデビューアルバムかと疑いたくなるような完成度の高さである。1曲目から般若のリリックのカッコよさが際立つし、全体を通して飽きない。発売から約2年になるが、いまだにヘビーローテである。妄走族よりも般若の個性が伝わるし、ほとんどの曲を1人でやっているが、featなしで十分なのである。変幻自在のフロウを駆使し、キャラに負けないリリック。般若はDISするラッパーとして有名だが、そんなこと関係なしにしても有名になれるアルバムだ。もっと多くのやつに聞いてもらいたいし、HIPHOP好きなら聴かずして通れない道だ。なぜならクラシックだからだ。